LEPS による新しいエンジンアセンブリラインの視覚検査速度向上

自動車産業向けのマシンビジョン検査システム構築には、膨大な時間、複数プロジェクトの反復を管理する能力、システムを設計・実行するための業界最先端の技術専門知識が必要です。LEONI Engineering Products & Services (LEPS) は、これら 3 つの要素をすべて達成します。例えばエンジンアセンブリライン構築時に品質検査に新しいアプローチを導入した顧客に対して、 2 つの独立した自動品質検査ステーションを開発する場合に、スクラップコストを大幅に削減しスループットを向上させました。

特に、生産、組立、検査における効率性を向上させながら、アセンブリラインは容易に組み込める事を目指しました。、ライン構築担当者から、ある自動車メーカーの新しいエンジンモデルのシリンダーヘッドとエンジンブロックの欠陥や組立不良を機械加工処理後に検査する必要があるとのことで、LEPS にご連絡いただきました。

LEPS は顧客からシステム仕様をいただき、シリンダーヘッド用とエンジンブロック用の 2 種類の視覚検査ステーションを開発しました。両方のステーションは、各部品の六面の外観および機械加工面の多孔性やキズの欠陥検出を含め、類似したパラメータで検査します。部品の位置に応じて、ブロックでは 1~3 ㎜ 以上、シリンダーヘッドでは 0.8~3 ㎜ 以上の穴、キズ、その他視覚的欠陥を発見するための視覚システムが、各ステーションに必要でした。両ラインの視覚システムは、さらに組立を行うためのネジ穴の有無も検証します。

多孔性とキズの検査に加えて、シリンダーヘッドの作業セルでは、体積を検証し、ヘッドの吸気面に近い 4 つの点火プラグホールで 5 ㎜ 以上の塵を検出して、メクラ栓およびボールプラグの有無を検証します。エンジンブロックステーションの視覚システムは、データマトリックスコードおよび番号、16 個の等級または試験マーク、メクラ栓の有無、ベアリングキャップの方向 (左と右) の項目を検証します。各ステーションの目標サイクル時間は 52 秒です。

LEPS は機械システム部品を設計し、視覚システムのプログラミング、および顧客のもとでの設備調整を行いました。初期設計は、カメラ検査の準備のためにエンジンブロックおよびシリンダーヘッドを複数回手動で位置を変える必要がありましたが、LEPS が FANUC ロボットにカメラを取り付けて作業するよう説明し、実践して手動アプローチによる視覚部品の 30% コスト削減を行いました。

ロボット組込では、各作業セルにおいて、品質検査に 2 台の Cognex スマートカメラ、検証トレーサビリティ用 OCR/データマトリックス読取に追加のコードリーダーを使用しています。また、LEPS はレンズ、光学フィルタ、高輝度 LED 照明、必要なケーブル配線および取付ブラケットも提供しました。

LEPS は、デュアル視覚システムが完成した後、通常操作 (電源オン・オフ) およびシステムメンテナンスをカバーする 8 時間のアプリケーション別オンサイトトレーニングを行います。

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